環境社会計画専攻科目
学部共通基礎科目
環境生態学科
環境社会計画専攻
環境・建築デザイン専攻
生物資源管理学科
環境社会計画専攻 専門科目履修上の注意
当専攻で学位の授与の資格を得るためには、所定の科目の単位を履修しなければなりません。全科目は6つのグループで構成しています。
必修科目のグループ
選択必修科目A
選択必修科目B
環境システム系選択科目
環境政策系選択科目
環境システム・政策系共通選択科目
このうち必修科目のグループからは全科目50単位、選択必修科目Aのグループから3単位以上、選択必修科目Bのグループから18単位以上を選択しなければなりません。残りの単位は環境システム系、環境政策系、環境システム・政策系共通選択科目の中から29単位以上を選択することになります。科目群構成を参考にして系統的な履修を心がけてください。
専攻選択科目のグループの概要
環境システム系選択科目
エンジニアリングの立場から環境課題を解決に導く手法を学ぶための科目群です。理系的科目が多く配当されています。
環境政策系選択科目
法律や経済政策を通じて環境問題を解決に導く手法を学ぶための科目群です。文系的科目が多く配当されています。
環境システム・政策系共通選択科目
いずれの系にも共通して役立つ科目です。
表現演習
(1年前期・必修)・・・・専攻教員
入学試験を突破するために、高校までの教育では既存の知識の詰め込みを重視してきました。当専攻が意図するものはこれとは明確な一線を画しています。ここでは諸君が自ら何かを発見し、発信して初めて教育が完了するのです。両者のギャップは大きく、これにとまどう1年生は少なくありません。 この調整に失敗すると、大学の授業はつまらないとひとり合点して、冬眠したまま4年間が終わってしまうことになりかねません。高校教育と大学のそれとのギャップを解消し、大学へ参加するための手ほどきがこの演習の目的です。
学生を8つのグループに分け、それぞれを8名の教員に割り当てます。各教員が上記目的を達成するように独自のプログラムをつくりそれを実行します。
授業計画(各教員によって異なる場合があります)
第1回 演習の概要,自己紹介など
第2回 大学における勉強の方法について
第3回 本や資料の探し方
第4回 人に読んでもらうためのレポートの書き方(テーマの設定と構想)
第5回 人に読んでもらうためのレポートの書き方(仮説と調査の方法)
第6回 人に読んでもらうためのレポートの書き方(構成と日本語表記について)
第7回 人に読んでもらうためのレポートの書き方(表記やレイアウトなど)
第8回 自分を主張するためのディベートにおける表現
第9回 自分を主張するためのディベートにおける表現や反論
第10回 自己表現としてのプレゼンテーションの方法(手法の選び方)
第11回 自己表現としてのプレゼンテーションの方法(資料作成の方法)
第12回 自己表現としてのプレゼンテーションの方法(テクニック)
第13回 自己表現としてのプレゼンテーションの方法(実践体験)
政策形成・施設演習
(1年後期・必修)・・・・専攻教員
学生が自分の進路を定め、それを達成するために大学時代に何をなすべきか?この命題への答えを見つけること、すなわち「自分の発見」がこの授業のねらいです。
授業の内容は、当専攻の教員一人一人が1週ないし2週の演習を受けもち、その中で教員の専門分野の最先端を講義。ディスカッションあるいは現場ツアーを通じて学生にやさしく伝達します。学生は各演習に出席した後、あらかじめ指示された課題に関するレポートを1週間以内に提出、担当教員はそれに添削あるいはコメントをつけて1週間以内に学生に返却します。 このような作業の繰り返しを通じて次第にアイデンティティーが形成されます。学生は自分の進路を定め、それに必要とされる能力を身につける方法を見出し、それをレポートにして提出します。
毎回の演習の進行とともに、自分の視野がどんどん拡大していくのが実感できると思います。そして世界の中の自分が位置づけされるはずです。そして自分が何者かがわかってくる――この感覚を早く身につけることができればあなたの勝ちですよ。
地域システム論
(1年前期・選択必修B)・・・・
秋山道雄
生態学では、生活する主体に対して、それと機能的連関をもつ事物を、一般に環境とよんでいる。さらに、両者は別個に存在するのではなく、ひとつに統合された主体・環境系というシステムをなしているとみるのである。地域システム論は人間や人間集団を対象とするが、基本的な構図は変わらない。人間の生活やさまざまな組織・機関の活動とその環境を統合して地域とみなし、そのなりたちと機能を明らかにしていく。
地域は人間の生活にもっとも身近なコミュニティーから、国家をこえる領域まで、さまざまな空間的スケールをもつので、空間スケールに応じた地域の捉え方を示す。さらに、地域のガバナンスにおいて重要な役割を果たす自治体の性格と機能を考察する。
実用数学T
(1年前期・必修)・・・・
石川義紀
何のために数学を学ぶのか、数学は何の役に立つのかについて、指数関数・対数関数・微分積分などの学習を通じて理解するとともに、数学という道具をどのように利用する技術を学ぶ。
実用数学U
(1年後期・必修)・・・・
井手慎司
実用数学Tでは環境問題をいかに定式化するかを解説した。これを受けて実用数学Uでは、数式化された問題をいかに解くかを技術士試験問題を例題として概説する。
地域調査法
(1年前期・必修)・・・・未定
地域におけるさまざまな環境問題を解決するためには、いろいろな調査が必要となる。この授業では、それら調査を行う調査法のうち、環境社会計画専攻の卒論等で必要となることが多い、既存資料による調査、質問紙調査、ヒヤリング調査について、講義および演習を行う。この授業を受講することで、これらの調査法について、の基本的・実践的理解が深まることを期待している。
地域調査法演習
(1年後期・必修)・・・・未定
社会学
(1年前期・環境政策系選択科目)・・・・武邑尚彦
日本の近代化は、どのように行われ、どのような問題を抱えてきたのだろうか。戦後復興から「所得倍増論」「列島改造論」、高度経済成長、バブル景気、そしてバブルがはじけた。社会学の分析概念を用いて、足早に歩んだ戦後日本の社会変動を概観すると共に、現代文明が抱える問題について考え、激変する現代社会にいかに斬り結ぶかを主体的に考える。
環境法T
(2年前期・選択必修B)・・・・本年度不開講
いわゆる一連の公害法が制定されたのは1970年の「公害国会」においてであった。その後の「公害から環境へ」という問題の質が拡大するにつれて関係する法体系は大きな変容を経てきている。この講義では、「環境法U」および「環境政策学」の内容と連携させながら、環境と法との基礎的な関係の理解につとめる。
環境法U
(2年後期・選択必修B)・・・・未定
よりよき環境を実現したいという社会的要請と、そのためのコスト負担を主な背景とする制約的動機とは、バランスの難しいルール形成上の課題を私たちに投げかけている。この問題について学んだ後に、この課題をいわゆる「参加」の問題を舞台として考える。
応用統計学T
(2年前期・必修)・・・・未定
社会現象、たとえば公共料金値上げに対する市民の考えなど、は混沌としているので、これを数式で表現するのはまず無理です。実際、数学で記述できる社会現象なんてまずありません。それでは、でたらめとも言うべき社会現象をどうすれば、どの人にも等しく平等に理解してもらえるでしょうか?あるいは開票率が5%のとき、早くも候補者の当落がどうして正確に予測できるのでしょうか? その答えが統計学です。実社会では統計学の出番がほんとに多いです。この科目の履修によって、諸君はこの武器を自由自在に使いこなせるようになります。
でたらめ現象の中に規則性を見出し、それを手がかりにして、でたらめ現象に対処する手法習得からこの授業がはじまります。最後にフラクタルに到着します。これが無秩序の中に秩序を見つける究極の技術です。
応用統計学U
(2年後期・必修)・・・・
金谷健
この授業では、応用統計学Tで取得した統計学についての基礎知識を踏まえ、より高度な統計技法、具体的には多変量解析(多変量解析の概要、判別分析、主成分分析、因子分析、クラスター分析)の方法を理解すること、および多変量解析の環境問題の調査研究への適用事例概説を理解することを、ねらいとする。授業は、講義およびパソコン演習(統計ソフト使用)形式で行う。
地域開発論
(2年前期・選択必修B)・・・・
秋山道雄
地域開発に関する理論・歴史・政策の理解を目指す。地域開発というものを字義どおりさまざまな地域における各種の開発一般と理解すると、その範囲は無限に広く、その内容もきわめて雑多になる。それに対して本授業では、これをいわゆる地域問題の解決にかかわるものを指すとみる。大都市問題や地域格差問題、環境問題など、地域問題の内容は多岐にわたるが、これの深刻化が看過できなくなった段階で、公共部門による対策(地域政策)を生み出す。この地域政策に沿って実施されるのが、本来の意味での地域開発である。地域開発は、個々の地域問題の解決と同時に、一国全体の地域的均衡の実現をめざすべきものであるから、なによりも総合的であることを必要とする。こうした地域開発に関する理論・歴史・政策をとりあげて説明し、主要な地域開発事業の実施過程とその達成効果について、環境問題に取り組んだ事例とそうでない事例を対比しながら講義する。
市民参加論
(2年前期・環境システム・政策系共通選択科目)・・・・奥野哲士
従来の制度や慣行が実態に合わなくなり、わが国社会はあちこちできしみを生じている。こうした社会変化の中で、市民参加は、市民の側からの要求や主体的な行動にとどまらず、今日、行政から求められる場面も出てきた。司法や教育の世界でも市民の参加が求められるなど、あらゆる局面で予想以上の変化が起きている一方、形式的な市民参加で民主的手続きを装うケースなど、市民参加のあり方が大きな課題となっている。琵琶湖の環境問題に関する市民運動や滋賀県内のまちづくりなど、身近な具体例を中心に、ジャーナリストとしての取材と、NPO活動の実践を通じた経験をもとに、「市民参加」に関する幅広い視野と問題意識を掘り起こしていきたい。
比較環境文化論
(2年前期・環境システム・政策系共通選択科目)・・・・織田直文、谷口浩志
毎回、NPOなどで実践的な活動をしている体験をもとに、地域活動や地域文化のあり方について論ずる。
社会システム分析設計
(2年後期・必修)・・・・
近藤隆二郎
システム論におけるモデル化の過程と手法について、システム化しやすい事例を交えながら説明する。理論の理解と共に、実際に分析を適用するための手法としてモデル化のデザイン過程の講義を重視する。社会システム的な観点を体得することで「発想」や「企画」ができるようなセンスを身に付けることを目指す。 講義と平行して、実社会における事例についての分析演習を行う。例えば、コンビニエンスストアやレンタルCDショップを社会システム構造からみたらどのような仕組みになっているかなど。
社会システム分析設計演習
(2年後期・必修)・・・・
近藤隆二郎
「社会システム分析設計」で示した現実事象のモデル化の手法を、具体的事例を対象にしながら体得することを目的とする。現実の社会事象から社会システムを抽出するプロセスについて実践的に学ぶ。システムの関係性を解くための「発想法」について具体例を解きながら学ぶ。次には、モデル化の基礎となる「図(ダイアグラム)」の描き方を学ぶ。 また、システムモデルを実践的に設計する場面として「企画」を取り上げ、その具体的な演習を通して、「図」を用いて社会システム構造をプレゼンテーションする方法を学ぶ。最後には、具体的な事例を設定し、現状の社会システム分析および設定した理想に基づく社会システム設計に分けてモデル化を試み、コンセプト企画書としてプレゼンテーションする手法を学ぶ。
※社会システム分析設計、社会システム分析設計演習は両科目とも同時に履修すること。一方的な受動的な講義ではなく、演習などをこなしながら自主的なセンスの表現切磋を求めたい。自分自身の興味・関心や視点がない場合(流されやすい人・受け身な人)は苦労すると思われる。
下記ホームページも参照のこと
http://www.ses.usp.ac.jp/users/rcon/edu/SocDesign/syllabus2001.htm
環境経済学
(2年後期・選択必修B)・・・・
仁連孝昭
環境問題の経済的側面を分析するための手法を学ぶ。厚生経済学の基礎理論、環境の経済的評価とその適用手法について理解する。
環境計画論
(2年後期・選択必修B)・・・・
秋山道雄
時空間的に有限で境界が明瞭でない環境の認識レベルを高めるには、「計画」概念の導入が必須である。また、「計画」を学術の対象にすることで、自然科学と人文・社会科学の接合を図る。経済発展という所与の目的のもとで慣習化されてきた開発偏重の政策形成、目的と手段の混用、計画組織の硬直性などの問題を実例を通じて総合的に検討し、計画手順、意思決定の構造などに関して環境計画がかかえる問題解決の困難さ、開発と保全の調整または経済と環境の調和を標榜しているモデルの理論的欠陥を解説する。さらに現在各地で多様な環境管理の実践が進んでいるが、これの比較研究を通じて既存計画の妥当性を吟味し、代替的な計画のあり方を考える。
地域環境政策論
(2年後期・選択必修B)・・・・未定
水環境システム論
(2年後期・選択必修B)・・・・
井手慎司
琵琶湖や日本の水環境問題の現状と歴史、保全に取り組んできた行政施策と住民運動の変遷を中心に解説しながら、琵琶湖および全世界的な水環境問題の解決にむけた方途について考えていく。
環境情報演習
(2年後期・選択必修A)・・・・
井手慎司
本講義の主な目的は「環境情報」を扱うための情報処理技術、その中でも特にデータベースを学ぶことによって、現代の情報社会を乗り切る力、すなわち情報の質を正しく見極め、目的達成のために必要な情報を選別、活用してゆく確かな能力を身につけることである。 授業では環境情報システム(データベース)の基礎を学ぶとともに、環境データベースを各自で構築する。その過程で情報の収集・記録・整理(分類)・保存・検索、また獲得した情報の要約・解析・統合のための包括的な方法論を身につけると同時に、データと情報と科学的知見の差について基礎的な理解をする。
環境社会学
(2年後期・環境政策系選択科目)・・・・脇田健一
環境社会学は,公害問題や環境問題の深刻化とともに,社会学のなかでも比較的最近になってうまれた新しい学問領域である。日本の環境社会学の場合,公害,生活環境問題,自然破壊等の具体的な社会調査(フィールドワーク)にもとづき形成されてきた。そのような意味で,たいへん実践的な学問領域といえる。この授業では,そのような環境社会学のいくつかの基本的な理論を理解するとともに,具体的な事例をふまえながら,環境問題の解決にむけての考え方や視点について学んでいくことにする。はじめに,環境社会学の基本的な考え方や,日本の環境問題について概観する。その後,具体的な環境問題の事例やテーマにもとづきながら,環境社会学の諸理論が理解できるように講義を進めていく。その際,環境問題の解決とその方向性を探るために,特に,地域社会における地域住民や,環境問題の被害者の立場から環境問題に接近していくことにする。
社会心理学
(2年後期・環境システム・政策系共通選択科目)・・・・柿本敏克
社会的影響の心理学というテーマで講義を行う。
社会心理学の目的は、社会の中での人間の思考・行動・態度について法則性を追求することである。多くのテーマの中から、説得、同調性、服従、他者存在の効果などをとりあげ、これらの諸領域を社会的影響という観点から統一的に論じる。また、適宜、関連する具体的な研究の紹介も行う。
合意形成技法T
(3年前期・必修)・・・・
金谷健
廃棄物最終処分場の立地場所の選定、望ましい街づくりのあり方、などなど、環境問題では合意形成が必要な場合が非常に多い。しかし現実には、こうした合意形成が合理的になされていなかったことが少なくない。そこでこの授業では、関係者(市民・行政・企業など)の合意形成を支援する技法のいくつかについて理解し、ある程度使えるようにすることを授業のねらいとする。対象技法は、要素抽出法、代替案評価技法である。
合意形成技法演習T
(3年前期・必修)・・・・
金谷健
廃棄物最終処分場の立地場所の選定、望ましい街づくりのあり方、などなど、環境問題では合意形成が必要な場合が非常に多い。しかし現実には、こうした合意形成が合理的になされていなかったことが少なくない。そこでこの演習では、関係者(市民・行政・企業など)の合意形成を支援する技法のいくつかについて理解し、ある程度使えるようにすることを授業のねらいとする。対象技法はAHP法(代替案評価技法の一種)およびISM法(問題構造化技法の一種)である。
合意形成技法U
(3年後期・選択必修B)・・・・
錦澤滋雄
環境問題解決には、多様な主体間の利害や価値の対立を調整するための合意形成の技法が必要になる。合意形成は会議ベースの対話による解決が基本であり、会議の進め方、参加者の選定と召集、適切な論点整理など公正な手続きに基づいて実施されなければならない。本講義では、ワークショップやロールプレイなどの会議手法を題材に場の設計から運営にいたる合意形成支援の方法について解説する。これは、行政による環境計画策定、参加型まちづくり、リスクコミュニケーション、企業内の新規プロジェクト企画・立案など多様な分野に求められる技法である。
合意形成技法演習U
(3年後期・選択必修A)・・・・
錦澤滋雄
環境問題解決には、多様な主体間の利害や価値の対立を調整するための合意形成の技法が必要になる。合意形成は会議ベースの対話による解決が基本であり、会議の進め方、参加者の選定と召集、適切な論点整理など公正な手続きに基づいて実施されなければならない。本演習では、合意形成技法Uで解説した内容に基づき、ファシリテーション技術、ワークショップやロールプレイなどの会議手法を実践し、合意形成の技法を体得する。
イベント計画
(3年前期・選択必修B)・・・・
近藤隆二郎
「ことおこし」としてのイベントのもつ可能性の再認識と具体的な計画手法について概説する。イベントとは、むらおこしに対して「ことおこし」であり、社会システムにおいて実験的にシステムをかき回す威力を持っている。本講義では、イベントや祭りを、新たな人々の<交流>を生み出すものとしてとらえ、「わたし」や「まち」のアイデンティティを確認することを期待したイベントを「ことおこし」として用いる。とくにイベントに参加する主体の側に立つと、「ことおこし」とは、内的世界の自己組織化を促す機会を持ち、参加主体が共有している対象である「こと」を介して、環境に働きかけてゆくことを可能にさせる(enable)仕掛けである、と言うことができる。
この「イベント計画」は、「イベント計画演習」と同時に履修しなければならない。
イベント計画演習
(3年前期・選択必修A)・・・・
近藤隆二郎
イベントを実際に体験および企画実験することで、イベント計画についての理解をより深めることをねらいとする。実際のイベントの企画デザイン等を学ぶと共に、グループで実際のフィールドを選んで具体的なイベントの企画を行い、実践し、その効果等をフィードバックして共有することを考えている。自ら具体的フィールドを相手に仕掛ける体験を通して、イベントの実践についての理解を深める。
また、「イベント計画演習」は、「イベント計画」と同時に履修しなければならない。
地域を対象とした実際のイベントを企画実施するため、講義時間外にも演習が設定される場合があります。
下記ホームページも参照のこと
http://www.ses.usp.ac.jp/users/rcon/edu/Event/Event2001.htm
環境モデリング
(3年前期・選択必修B)・・・・
井手慎司
環境の諸現象を再現、分析、予測するための数学モデリングおよびコンピュータ・シュミレーション技法の基礎を学ぶ。授業では数学モデリングの基本的な考え方(物質収支・反応速度論)、モデルの構築手順、コンピュータ・シミュレーションとそのための数値解析(プログラミング)、シミュレーション結果のグラフィカル・プレゼンテーションなどについて解説する。
費用便益分析演習
(3年前期・選択必修A)・・・・
仁連孝昭
費用便益分析に必要な基礎的な経済学的分析手法にていて学ぶ。
環境問題の分析に必要となる経済学的な分析手法について、費用便益分析手法の演習をする。
廃棄物管理論
(3年前期・選択必修B)・・・・
金谷健
この授業では、廃棄物を適正に管理するために必要な事項を理解することをねらいとする。そのために、まず循環型社会形成の背景と理念、循環・適正処分のための法律、循環・適正処分の現状、ごみ処理計画の評価方法などについて講義する。次に受講生は、各自が興味あるテーマについて調査し、発表・レポートする。このように授業を聴くことと、自分で調べて発表・質疑すること、この両者を行うことで理解をより深めることを意図している。
環境倫理学
(3年後期・必修)・・・・
土屋正春
よりよき行いとは何か、環境問題が深刻化する中でのこの問いかけは今や全人類的な規模でのものとなっている。環境によい行いは現代生活と調和できるのか、どこまで私たちは変われるのか、人間は周囲にとってどのような位置づけになるのか、守るべきは何なのか・・・。こうした問題を生命倫理をめぐる場面とつきあわせながら考える。
GIS演習
(3年後期・選択必修A)・・・・
仁連孝昭
GIS(地理情報システム)の基本を学び、GISを環境計画に応用するためのデータ作成方法、データ解析および表示方法について課題演習を通じて学習する。
環境アセスメント演習
(3年後期・選択必修A)・・・・
石川義紀
環境アセスメントの講義で習得した知識に基づいて、環境アセスメントの実施の手順を追って実際に演習形式で体験する。この体験からアセスメントの機能やその効果等について考える。4,5人のグループに分かれて、騒音測定調査とその結果の評価を体験し、騒音測定調査報告書を作成することで、具体的な環境評価を体験する。さらに、環境影響評価が行われた実際の事例のいくつかから、模擬事業を想定してスコーピングを行い、模擬環境影響評価方法書を作成する。作成した方法書について説明会を開催し、模擬住民との討論を行う。最終的に、住民意見を勘案した修正方法書を作成する。
大気環境システム論
(3年後期・選択必修B)・・・・
石川義紀
地球上の生物が生息する基盤の一つである大気についての基礎的な知識、大気環境に対する人為的なインパクトと逆に大気から我々が受けるインパクトの相互関係を理解するための知識を習得するとともに、エネルギーに代表される社会経済システムと大気環境システムとの構造的なかかわりについて考える。授業の内容として、接地層から高層に至る大気の物理的構造や光化学反応機構などの化学的特性と、大気圏・水圏・地圏にまたがる物質循環を概説し、大気汚染や地球温暖化問題について発生源・汚染機構・影響・防止対策・法規制などを現実に即して解説する。
生物学T
(1年後期・環境システム系選択科目)・・・・
近雅博
、
野間直彦
環境生態学科の講義紹介を参照
化学T
(3年前期・環境システム系選択科目)・・・・林隆俊
環境生態学科の講義紹介を参照
物理学T
(1年後期・環境システム系選択科目)・・・・
倉茂好匡
環境生態学科の講義紹介を参照
植物生産学
(1年後期・環境システム・政策系共通選択科目)・・・・
秋田重誠
、
泉泰弘
生物資源管理学科の講義紹介を参照
景観計画
(2年前期・環境政策系選択科目)・・・・
奥貫隆
環境・建築デザイン専攻の講義紹介を参照
構造力学T
(2年前期・環境システム系選択科目)・・・・
陶器浩一
環境・建築デザイン専攻の講義紹介を参照
比較農業経済学
(2年前期・環境政策系選択科目)・・・・
小池恒男
生物資源管理学科の講義紹介を参照
水文学
(2年前期・環境システム系選択科目)・・・・千家正照
生物資源管理学科の講義紹介を参照
水理学
(3年後期・環境システム系選択科目)・・・・
金木亮一
生物資源管理学科の講義紹介を参照
経済学T
(2年前期・環境政策系選択科目)・・・・河相俊之
現代経済学の入門であって、経済学の基本的な考え方、方法等を習得することを目標とする。現代経済学は、国全体の経済活動をダイレクトに視るマクロ経済学と、経済社会の構成者である消費者、企業の個々の活動を対象とするミクロ経済学に大きくは分けられる。本講義では、主に後者のミクロ経済学を、モデル分析を通して考える。
経済学U
(3年後期・環境政策系選択科目)・・・・中野桂
国内総生産(GDP)、失業率、デフレ、不況など日ごろ我々が耳にする経済ニュースの多くは、マクロ経済学で取り扱われる分野である。本科目ではマクロ経済学で用いられる基礎的概念・理論を、標準的な入門教科書に沿って学ぶ。ただし、教科書をただ解説するのではなく、現実に我々の周りにある実例などを挙げたり、問題演習を行ったりして、内容の理解を深めるようにしたい。
資源経済学
(3年後期・環境政策系選択科目)・・・・
富岡昌雄
生物資源管理学科の講義紹介を参照
政治学T
(3年前期・環境システム・政策系選択科目)・・・・古賀啓太
現代政治における意思決定過程や制度について基礎的な知識を説明する。
政治学U
(3年後期・環境システム・政策系選択科目)・・・・古賀啓太
政治思想と国際関係を中心に講義をし、政治的態度決定の背後にあるイデオロギーや、日本の外交について考える。
法学概論
(3年前期集中・環境システム・政策系選択科目)・・・・初谷良彦
法と国家は人間のためにあるのであって国家と法のために人間があるのではない。法学概論は、このような法の精神を明らかにするものである。国家生活の法である憲法を軸にして、法を具体的な現実の問題と関連させて説明するとともに国際法についても考察する。
環境化学
(2年後期・環境システム系選択科目)・・・・
國松孝男
環境生態学科の講義紹介を参照
環境化学・実験
(3年前期・環境システム系選択科目)・・・・
大田啓一
、
國松孝男
、
丸尾雅啓
、
肥田嘉文
環境生態学科の講義紹介を参照
測量学
(2年前期・環境システム系選択科目)・・・・
小谷廣通
生物資源管理学科の講義紹介を参照
測量実習
(2年前期・環境システム系選択科目)・・・・
小谷廣通
、
岩間憲治
生物資源管理学科の講義紹介を参照
土質理工学
(3年前期・環境システム系選択科目)・・・・田中勉
生物資源管理学科の講義紹介を参照
水環境管理学
(3年前期・環境システム系選択科目)・・・・
國松孝男
、
伴修平
環境生態学科の講義紹介を参照
地域環境保全学
(3年後期・環境システム系選択科目)・・・・
矢部勝彦
生物資源管理学科の講義紹介を参照
地形情報処理学
(3年前期・環境システム系選択科目)・・・・鳥井清司
生物資源管理学科の講義紹介を参照
環境職能論
(3年後期・選択必修B)・・・・
松岡拓公雄
現代生活にとって職能(プロフェッション)の重要性はますます増大している。とりわけ生活環境の想像、安全防災、健康、自然の保全に関わる建築家などの職能人の責任は大きい。プロフェッションの現代的意義、制度、倫理などについて論述する。故内井昭蔵教授の職能とは何か、また生活環境創造に関わる職能人として大きな存在であった建築家やアーチストを例にとり、その歴史を概説し、聖職者、医師、弁護士など、他の職能との比較を通じ、その本質についての理解を求める。また、諸外国でのプロフェッション成立を考察し、わが国の職能問題を明らかにする。さらに環境問題と職能、環境倫理との関係について論述する。
環境技術史
(3年後期・選択必修B)・・・・
冨島義幸
われわれの日々の営みは、自然あるいは都市などという環境に少なからぬ影響を与え、また環境から影響を与えられている。歴史をひもとくとき、そこには多くの新たな技術の誕生、広がり、環境への働きかけをみることができる。人類は多くの技術的進展を生み出したが、それにともなって多くの問題をも生み出した。そして新たな技術・思想をもって対応してきたのである。こうした視点から、人類の生活環境における、環境・技術・人間の関係の歴史的な展開をみていく。
建築法規
(3年後期・環境システム系選択科目)・・・・田上豊
まちづくりや住まいづくり、建築のデザインに関わる建築関連法令の役割や規制誘導を概説し、建築関係法令の概要と建築設計への取り組み方を解説する。また、具体的な事例をもとに建築設計やまちづくり、都市デザインの中で法令等の制限や可能性を指向し、住宅やまち、都市をとりまく今日的課題と法整備の状況を解説する。
コミュニティ計画論
(3年前期・社計選択必修B)・・・・
柴田いづみ
環境問題・福祉問題・少子高齢化問題・教育問題、現代社会状況をめぐる危機は、個人の自覚と地域の自立と地域間の連携にかかっている。景観問題についても同様である。個人の存在とコミュニケーションの尊重から、まちづくりまで、さらに、個々の建築から街路、地域づくりまでと、ソフトとハードの両面にわたって講義する。また、公共施設のみでなく、すべての建築の持つ公共性を分析し、コミュニティそのものの形成における計画者の参加や、地域の景観環境を住民で創りあげるプロセスを論述する。授業はその時の時代の論点を捉えた解説と、スライドを多用しながら進める。
環境行動論
(3年後期・環境システム・政策系共通選択科目)・・・・森田孝夫
建築や都市などの環境における人間行動と空間との関係を、デザイン論的に講述する。われわれは、あらゆる所において環境とかかわり生活しているが、安全で快適な環境行動をもたらす環境デザインが求められている。そこで、医学、心理学、地理学、人間工学のさまざまな視点から、幼年から老年にいたる人間的な環境デザインの基礎となる環境行動を論じ、環境デザインの新しい動向を紹介しながら、環境行動論的空間づくりを考察していく。
基礎物理化学
(3年前期・環境システム系選択科目)・・・・松岡純
化学とは原子間の結合の生成や切断と、その結果として生じる物質の性質について、理解を目指す学問である。物理化学はその中で、様々な化学反応や物性の中に普遍的・統一的な解釈を与える役割を担い、化学全般だけでなく材料科学、エネルギー工学、地球科学など幅広い分野と関連しているため、工学部で物質やエネルギーについて学ぶ際の基礎となる。この講義では、物理化学の基盤を構成する3分野(量子化学、熱力学、反応速度論)の中で、化学結合と物質構造を扱う量子化学について、その中で用いられる基本概念の理解を目指す。
天然物化学基礎
(1年前期・環境システム系選択科目)・・・・灘本知憲
化学と人間生活の関わり、特に食での関わりを考える上で必要な、化学の基礎知識を扱う。食生活専攻専門科目の化学的基礎としての、また他専攻の生活関連科目で必要な化学知識の入門としての位置づけで、生体成分の化学を中心に講義する。
地域生活論
(3年前期・環境システム・政策系共通選択科目)・・・・高田正子
それぞれの地域は、その生態にあった暮らしを育んできたはずです。本講では、湖東地域での農家生活を通して、生きるということや豊かさの中身を一緒に考えてみたいと思います。
社会システム基礎論
(3年後期・環境政策系選択科目)・・・・松田洋介
ふとしたとき(あるいはしばしば)、自らの意志や能力では何ともしがたい力に動かされていると感じることはないだろうか。その原因をあくまで「社会」に求め、そのカラクリを出来る限り理解可能なものにしようと生み出されたディシプリンが社会学である。本講義ではこれまで蓄積されてきた社会学の基本的な概念や考え方のうち、マクロ的な社会認識に関わるものを中心に、なるべく具体的な事例を織り交ぜながら論じていきたい。
政治経済学
(3年後期・環境政策系共通選択科目)・・・・田中英明
われわれの生きている経済社会の基本的な特徴、その歴史と現状を、市場とそれをとりまくさまざまな諸要因との相互作用という観点から、家族・ジェンダー、地球環境、福祉国家体制の再編、雇用・失業、日本型企業社会と構造改革などの諸問題を交えながら、考察していきたい。
経営組織論
(3年前期・環境政策系共通選択科目)・・・・日置弘一郎
経営組織についての最新の状況を述べ、それを理解するための概念を提供する。現在、企業は大きく変化しており、それを分析するための概念枠組みの差し替えが必要になっている。この変化は、情報技術の発達によるものだけではなく、世界市場が一体化してきたこと、あるいは、「豊かな社会」に入って、消費の構造が大きく変化していること、さらには生産の原理が変化してきたことなどによる。これらの現象をどのように考えるかについてこれまでの理論の陳腐化を説明しながら、現在の状況を述べていく。
心理学基礎
(3年前期・環境システム・政策系共通選択科目)・・・・那須光章
現代心理学の主要な領域についてやさしく解説する。心理学は人間の心や行動を理解することを主とする科目である。人間理解における基礎科目である心理学の基礎についての学習を行い、人間の行動の仕組みや行動の予測、制御のメカニズム・人間発達の原理や人格形成の理論を概説する。
哲学概論A
(3年前期・環境システム・政策系共通選択科目)・・・・梅原賢一郎
「哲学」を「概論」するのはむつかしい。「概論」するというのは、ものごとを「一般性」のほうへ、押し込んでいくということであろう。「一般性」というのは、「普通」ということであるし、だから、なんのときめきもない「常套句」や「紋切り型」のなかに、どんどん押し込んでいくことにもなりかねない。もちろん、「哲学」は「普通」のものを求めない。だから、「概論」するのはむつかしい。では、どうするか。できるだけ大胆に振る舞うことである。冒険することである。
哲学概論B
(3年前期集中・環境システム・政策系共通選択科目)・・・・鎌田東二
テーマ:聖地と神仏のコスモロジー
古来、土地には何か特別の力のようなものがあると考えられてきた。そして、ある特定の場所が神仏の宿る聖地として聖別され、保持されてきた。そのような聖なる場所と土地の力を感知する感覚とそれを支えるロゴスとパトスとコスモロジーを考察してみたい。これはネイティブ・カルチャーや古代人の自然哲学を探る試みでもある。授業では、私自身が巡拝してきた世界各地の聖地をビデオやスライドなどで紹介してみたい。また、自分自身の身体感覚で確かめる聖地探訪のミニ・フィールドワークを実施したい。
比較宗教論
(2年前期・環境システム・政策系共通選択科目)・・・・長津一史
東南アジアにおける宗教の変化について、イスラームを中心にして講義する。主に東南アジア島嶼部(フィリピン、マレーシア、インドネシア)を対象とする。
東南アジアフィリピン、マレーシア、インドネシアにおけるイスラームの実践が、それぞれの国家で微細に異なっていることに着目する。まず、3カ国それぞれにおけるイスラーム発展の歴史を概観する。ついでイスラームが生活レベルでどのように実践されているのかを具体的に提示する。その上で、各国のイスラーム政策あるいは宗教全般への管理政策が、地域レベルでのイスラームの実践にどのように影響しているのかを説明する。
文化財・保存修景論A
(2年前期・環境システム・政策系共通選択科目)・・・・濱崎一志、井口貢
歴史的環境を構成する地域文化財の保存・修景・活用について論ずる。
前半では濱崎が、歴史的環境を構成する地域文化財、町なみや集落、遺構、遺跡などを調査し、その現代的意義を再評価し、現在の生活空間に再生させ活用するために、その保存や修景の方法と保存・修景することの意義について、海外や国内の具体的な例をあげながら論ずる。
後半では井口が、文化財や街並み、生活遺構、産業遺産などを活用した地域振興(まちづくりや環境振興を中心に)の実態や望ましいあり方について考察していく。
エネルギー変換工学
(2年後期・環境システム系選択科目)・・・・河崎澄
環境負荷軽減と省エネルギーのためのエネルギー変換工学に関わる基礎知識と現状を理解することを目的とする。このために、エネルギー形態、変換システム、資源や将来の見通し、風力、太陽光、バイオマスなどの新エネルギーや地球温暖化ガスによる温暖化メカニズムやその低減方法に関して理解を深め、ライフサイクルを考慮したエネルギー変換システムのあり方を習得する。
アジア交流論
(4年前期集中・環境システム・政策系共通選択科目)・・・・阿部健一
人とモノが大量に動くグローバリゼーションの時代にあって、アジア地域のもつ普遍でかつ固有な今日的問題群について、日本とアジアの関係にも触れつつ、考察を加える。
アジアを対象に、各地域の今日的課題、今まさに問題となっていること、考えなければならないことをとりあげる。教科書的な解説でなく、実際にその地域に生活する人の思っていることが実感できるような具体的な事例をとりあげて話題としたい。フィールドで見聞きし考えさせられたことである。ひとつひとつは小さな出来事にすぎない。 それでも、どの出来事も、いきつくのはナショナル・アイデンティティ、近代化、人の移動、さらには民族紛争、環境といった大きな問題になる。言い換えれば、「現代の問題群」と称されるものを、大所高所からでなく身近な普通の人々の生活を通して読み解く、ということになる。フィールドでのスライドを多く用いる。
社会計画演習T
(3年前期・必修)・・・・専攻教員
学生はクラスAとクラスBいずれか好きなほうを選択できます。あえて言えばAは理系、Bは文系的内容の授業です。
(1)クラスAのねらいと内容
「学生諸君が日本の環境行政の枠組みを知り、その全体像を把握する」ことに目的をおいています。いよいよ3回生後期から諸君は研究室に所属して卒業研究に着手します。その第一歩がテーマ選びです。テーマは当然環境問題解決という枠の中から選ぶことになります。したがってこの演習を履修すると、卒論テーマの選択幅はうんと広がります。それに加えて、クラスAは副次的に技術士補(環境部門)の受験準備にも役立つはずです。
(2)クラスBのねらいと内容
後期からのゼミ配属へ向けて、各自の問題意識を絞り込み、自分の関心が何なのかについて明らかにすることを目的としています。「問題設計の方法」では、過去の卒業研究を評価することにより、研究という様式の理解と、テーマ設定について学びます。「研究計画の設計」では、調べて、考えて、書いてまとめる、という一連の作業で最も軽視されがちなこの段階をめぐり、作業目的と作業方法との関係づけを再確認します。 「分析と総合化の手順」では、問題設定と結論までの直線性と幅の確保に留意します。なお、全員クラスでの解説と個別クラスによる点検とを組み合わせながら実施します。
社会計画演習U
(3年後期・必修)・・・・専攻教員
この科目の目的は学生自身で卒業研究のテーマを見つけることです。諸君は入学以来、数多くのレポートを書いてきました。レポートと卒業論文とはどこが違うのでしょうか?卒業論文にあってレポートにないもの、それは独創性です。卒業論文には二つの独創性が求められます。第1の「答え」は独創性です。一つの問いに対して「今まで誰も答えたことのない答えを出す」がこれに対応します。 しかしながら、卒業論文としては、答えの独創性だけでは不十分です。第2として、答えの独創性に加えて、「問い」自体の独創性が必要です。すなわち、レポートでは与えられた問いに対して答えを出せばそれで完了ですが、卒業論文では問いそのものを自分で見つけることが絶対の条件です。したがって、「今まで誰も答えを見つけたことのない問いを見つけること−これを未知の問いを立てるといいます」...がこの科目のゴールです。
社会計画演習V
(4年前期・必修)・・・・専攻教員
研究計画策定能力の開発がこの科目の主目的です。研究は必ず“クエッション”から始まります。それに答えることが研究です。専門的にはクエッションを仮説、答える行為を検証と呼びます。研究成果の独創性は仮説の独創性で決まる、つまり研究成果の質は仮説で決まると言えます。仮説をうまく設定して、その検証方法を示すことが研究方法の策定です。ゼミ単位できびしい訓練を受けることにより、この作業の進め方が納得できるようになるはずです。 後半の時間で、自ら調査を進め、資料の収集、整理、そして解析することを通じて、自分の思考が開発されてゆくことを実感できます。その思考を他人に理解してもらうことが次のステップです。プレゼンテーションの技術はゼミ内でのリハーサルを通じて向上してゆきます。さあ、最後に全教員の前で成果を発表する場が待っています。
社会計画演習W
(4年後期・必修)・・・・専攻教員
策定した研究計画に基づき、調査分析等を実施し、研究を論文としてまとめていくことがこの科目の主目的です。設定した仮説を検証するための対象を選ぶといった調査計画を立てます。また、調査によって得られた情報をどのように分析していくかについて、ゼミ単位の指導から学びます。これらの作業を進めることにより、自分が最初に抱いた“クエッション”に答えることができていきます。それこそが“結論”になるのです。 これらの仮説から結論にいたる一連の流れを、論文としてまとめあげる様式や表記方法等についても学んでゆきます。
卒業研究
(4年通年・必修)・・・・専攻教員
本科目の究極の目的は、諸君が人生のある時期を環境社会計画専攻で四年間過ごした証をつくることです。その証とは、諸君の研究により「人類の智に新たな智を追加したこと」に対応します。そして、学ぶとはどういうことなのか、学びの楽しさとは何か、を知ることもこの科目のもうひとつ別の目的です。この目的達成のために、卒業論文作成という大事業に指導教員と共同で挑戦します。 卒業論文の評価は、@オリジナリティ(新規性・独創性),A有用性(利用できるか),B論理性(理論が整然としてるか),C完結性(論文として完成しているか)で決まります。